普段何気なく通り過ぎる土地が、ある日主張してくる
土地の意識と、自分の意識が合わないと出会う事はない時間
それが、ハルカヤマ
見る人それぞれに意味が違うだろう
作者の意図を汲もうとは考えずに、
そこにあった意識みたいなものを見ようと思っていた。
ぬかるむ道を歩きながら、どんな気持ちに出会えるのか
どんどん楽しく感じられたハルカヤマの
その一部を紹介したい。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519728?w=150&h=101)
〈受付小屋、会場入口〉
斜めで泥だらけの駐車場に車を止め、受付小屋まで坂を下る。
積んであった石が、古めかしい。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519750?w=144&h=150)
〈7.常設展示物〉
いつもあるんだ。へえ。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519766?w=150&h=104)
坂道を登ると道の脇に、木に打ちつけたステンレスピンを発見。
近寄るために、足元を確かめようと下を見た。
そこには、セミの抜け殻と穴のあいた胡桃の殻があった。
一瞬、これも展示物?と浮かんだがそれはわからない。
こんな偶然が、ハルカヤマなんだろう。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519813?w=150&h=99)
〈55.カケラ〉
実のところ、展示マップを見ながらの移動は少々面倒だった。
なぜなら、展示物は道順に番号が整然と並んでいる訳ではいなかったからだ。
立ち止まって、マップをひっくり返して見る。
辺りを見回して、タイトル看板と照らし合わせる。
タイトルと展示物を繋げようと頭を巡らしたが
面倒になってしまい、カメラと記憶に任せる事にした。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519899?w=150&h=99)
ホテルだった頃の前庭か。池跡の滑り台は錆付き、時計代わりにそこにある。
池?ひょっとしてプール?
置かれた白い石が、止まった時間を又動かしている。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519827?w=150&h=99)
〈36.風と色(Color and Wind)〉
水草に埋め尽くされた池に、色とりどりの足を持つ使徒が!
なんてヲタクな見方、と自分に苦笑した。
これらはいったいどこに向かっているんだろう。
風が吹くと、ユラリと歩き出しそうで少し怖かった。
生き物のようで。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519847?w=150&h=99)
顔(?)の向いている先には、海が見えた。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519861?w=150&h=99)
〈49.戦争の蛹(さなぎ)〉
磔になった蛹。羽化なんて来ないほうがいい。
戦争を起こさない番人なのか?
錆付いているけれど、中はどうなっているんだろう。
足早に通り過ぎる。
![](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/576b3ea5b2857015c21b0d4820b4b461/1318519934)
歩いている道は未舗装で、いったい何十年ぶりに泥なんて
踏んだんだろう!
前日も大雨で、山道はおそらく滝のような水が流れたのではないだろうか。
残された足跡は小さく水が溜まっている。
この足跡の持ち主は、どんな感情でここを歩いたのか。
・・・人間の足だよね?
ちょうど熊騒動で世間が騒いでいる時だったが、
沢山残された足跡が、どうか人の足でありますようにと
つい願ってしまった。
![にほんブログ村 その他日記ブログ 雑感へ](http://diary.blogmura.com/zakkan/img/zakkan88_31.gif)
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ハルカヤマ藝術要塞2011 2011年10月22日まで
http://harukayama.jpn.org/haruka2011/index2/index2.html
土地の意識と、自分の意識が合わないと出会う事はない時間
それが、ハルカヤマ
見る人それぞれに意味が違うだろう
作者の意図を汲もうとは考えずに、
そこにあった意識みたいなものを見ようと思っていた。
ぬかるむ道を歩きながら、どんな気持ちに出会えるのか
どんどん楽しく感じられたハルカヤマの
その一部を紹介したい。
〈受付小屋、会場入口〉
斜めで泥だらけの駐車場に車を止め、受付小屋まで坂を下る。
積んであった石が、古めかしい。
〈7.常設展示物〉
いつもあるんだ。へえ。
坂道を登ると道の脇に、木に打ちつけたステンレスピンを発見。
近寄るために、足元を確かめようと下を見た。
そこには、セミの抜け殻と穴のあいた胡桃の殻があった。
一瞬、これも展示物?と浮かんだがそれはわからない。
こんな偶然が、ハルカヤマなんだろう。
〈55.カケラ〉
実のところ、展示マップを見ながらの移動は少々面倒だった。
なぜなら、展示物は道順に番号が整然と並んでいる訳ではいなかったからだ。
立ち止まって、マップをひっくり返して見る。
辺りを見回して、タイトル看板と照らし合わせる。
タイトルと展示物を繋げようと頭を巡らしたが
面倒になってしまい、カメラと記憶に任せる事にした。
ホテルだった頃の前庭か。池跡の滑り台は錆付き、時計代わりにそこにある。
池?ひょっとしてプール?
置かれた白い石が、止まった時間を又動かしている。
〈36.風と色(Color and Wind)〉
水草に埋め尽くされた池に、色とりどりの足を持つ使徒が!
なんてヲタクな見方、と自分に苦笑した。
これらはいったいどこに向かっているんだろう。
風が吹くと、ユラリと歩き出しそうで少し怖かった。
生き物のようで。
顔(?)の向いている先には、海が見えた。
〈49.戦争の蛹(さなぎ)〉
磔になった蛹。羽化なんて来ないほうがいい。
戦争を起こさない番人なのか?
錆付いているけれど、中はどうなっているんだろう。
足早に通り過ぎる。
歩いている道は未舗装で、いったい何十年ぶりに泥なんて
踏んだんだろう!
前日も大雨で、山道はおそらく滝のような水が流れたのではないだろうか。
残された足跡は小さく水が溜まっている。
この足跡の持ち主は、どんな感情でここを歩いたのか。
・・・人間の足だよね?
ちょうど熊騒動で世間が騒いでいる時だったが、
沢山残された足跡が、どうか人の足でありますようにと
つい願ってしまった。
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プロフィール
HN:
halbel
性別:
非公開
職業:
猫のご飯稼ぎのために笑顔をふりまく
趣味:
ネコロガルコト
自己紹介:
■もっふん記主要登場猫プロフィール■
名前:桂(かつらの宮)
名前の由来:頭部の模様が鬘っぽいから
性別:お嬢 (2008年6月10日に避妊手術)
年齢:14ヶ月(2009年1月7日時)
特徴:足が短い。鼻の頭がもこっとしている。モンペをはいているかのような後ろ足である。大また開きで寝る。時折DVになる。ピンポン♪が鳴ると(来客)ダッシュで飛び出し、お迎え役をしつつ、脱走の隙を狙う。
6キロはある。ご近所の犬と仲良しである。
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名前の由来:頭部の模様が鬘っぽいから
性別:お嬢 (2008年6月10日に避妊手術)
年齢:14ヶ月(2009年1月7日時)
特徴:足が短い。鼻の頭がもこっとしている。モンペをはいているかのような後ろ足である。大また開きで寝る。時折DVになる。ピンポン♪が鳴ると(来客)ダッシュで飛び出し、お迎え役をしつつ、脱走の隙を狙う。
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