ついにやってきた

工務店。

約束時間にピッタリ！！

ものすごい正確だ。

挨拶もそこそこに、早速現場を見てもらう。

先にジジが歩き、工務店さんが続く。

私も続こうとしたその時

「うわぁあ・・・！？」

工務店さんの小さな叫びが聞こえた。

(叫ぶほど酷いってことなのか)

こうなる原因や、修理についての色々な案、他の部屋のことなど
短い時間だが、話を聞いた。

「で、ズバリどうなんでしょう、この家は家として」

怒らないでくださいねと、注釈付きで
工務店さんが言ってくれた。

「正直直し（リフォーム）は勧めない、建築屋として。
新築そっくりさんもあるけれど
ヨボヨボのおじいちゃんに
アルマーニのスーツを着せた風になるってことです」

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

例えがうまくて、座布団をあげようかと思った。
そうか、やっぱりな〜。
「でも外見的にはシャンとしていて、直す家は正直こっちの家じゃないと思いました。」

そうなのだ。外見は古いけどそう見えないから諦めきれんのだ。それよりも、今生活をしている家のほうが、
外見が酷い（笑）のか

が、工務店さんの第一声叫びが、魔窟家屋の現状を表している。

とりあえず、床直し見積もりは作ってくれるということで、次は7日に来てくれる。

「家族会議をしてください」

そう言って工務店さんは帰って行った。



現状確認中の桂さん↑

（どうなるにゃ、ゴミ袋がもっと必要ってことにゃんだにゃ？)

建て替えかい～？今から大掛かりな借金など背負いたくないのが本音である。
が、しかし。
思うこともあるわけで。

7日まで、ちょっと考えてみるか。


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